もんきちです。
息子のかいたぬきです。
5歳です!
コロナ渦でなかなか外出ができない中、お家でどのように過ごされていますか?
お子様をお持ちの方などは、ボードゲームなどされる機会も多いのではないでしょうか。
この記事では、我が家一同大好きなボードゲーム「カロム」をご紹介したいと思います。
大人はもちろんのこと、子供も楽しめるおすすめのゲームです。
「カロム?聞いたことないぞ!」という方はもちろんのこと、
「家で楽しめるゲーム探している!知りたい!」という方、
是非最後までご覧になってください。
① ボードゲームが好きな方
② 家族や友達とワイワイ遊べるゲームを探している方
「カロム」ってどんなゲームなの?
「カロム」は12世紀ごろに確立されたといわれる、ビリヤードやおはじきに似た盤上ゲームです。
発祥は諸説あり、インドもしくはエジプト由来といわれています。
南アジアでは人気のゲームで、ヨーロッパ、アメリカなど各地で愛されています。
国によっては、「キャロム」、「カルム」、「カロン」などとも呼ばれています。
日本には明治時代に持ち込まれたそうで、経緯は不明ですが、
滋賀県彦根市においては、現在も地域に根付いたゲームとして子供から大人まで愛されており、
1家に1台カロム盤があるとまで言われています。
また、彦根市にある日本カロム協会は日本選手権を開くなど普及活動もされています。
「カロム」のルールに関して
では、「カロム」のルールに関して説明していきます。
盤面の名称と役割・ゲーム開始の準備に関して
「カロム」をやる上でまず知っておく必要があるのが、盤面上の名称とその役割に関してです。
盤面は60×60の正方形となっており、その四角に穴が開いています。
この四角を「ポケット」と呼びます。
次に盤面の中央にデコピンをモチーフにしたマークがありますが、
その中央の丸の部分。ここを「ジャックスポット」と呼び、ここに「ジャック」と呼ばれる駒を置きます。
プレイヤーが打つ駒(緑赤各2個)を「ストライカー」と呼び、
各12個ある緑赤の駒を「パック」と呼びます。
盤面上にある罫線は「エリアライン」と呼び、緑赤それぞれの射的場所となります。
ゲーム開始にあたって、上記図のように各駒(ジャック、ストライカー、パック)を並べます。
「カロム」のゲームの流れを解説
「カロム」は基本的に2対2の4人もしくは1対1の2人で実施します。
基本的なルールは下記のとおりです。
ストライカーを指ではじいてパックに当て、自分のストライカーの線と同じ色のパックをポケットに入れていき、自分のパックが全て入った後にジャックを入れた方が勝ち
デコピンの要領でストライカーをはじいて、パックに当てる。
自分のストライカーと同色のパックを四角のポケットに入れていき、
最終的に、ジャックをポケットに入れる。
こんな流れです。ビリヤードに似ていますよね。
ビリヤードと違い、デコピンで駒を打つため、大人と子供の差があまり出ません。
なので、親子でやっても良い勝負になることが多いです。
僕が下手なのかもしれませんが…
ハンデなしでも、
結構息子に負けます…
デコピンは得意だから、
パパにも勝てます!
どうやって打つの?
初手は、ストライカーはティースポットから打ちます。
2回目以降は、自分のエリアライン上のどこかにストライカーを置いて打ちます。
ストライカーは必ず自分のエリアラインに重なっていなければなりません。
また、自分の順番が回ってくるまではストライカーを盤の上に置いてはいけません。
打つ順番
全員でじゃんけんをして、一番勝った人(勝ったペア)が赤のストライカーを持ちます。
2人の場合は交互に、4人の場合は、勝った人から順に時計まわりに打ちます。
打ち手の交代に関して
自分のパックがポケットに入った際には成功とし、続けて打つ権利が与えられます。
同時に相手のパックがポケットに入った場合、そのパックはそのままポケットインになります。
自分のパックが1つも入らなかった時は、次の人に打つ権利が移ります。
各種ペナルティ
打ち手が次のミスをした際には、ペナルティとしてすでにポケットに入っている自分のパックを
ジャックスポットの上に戻して次の人と交替します。
ジャックスポットに他のパックやジャックがある場合は、その上に積んでいきます。
又、戻すパックのない場合は借りとしておき、入った時点で戻します。
【各種ペナルティ詳細】
<ミスの場面> | <ペナルティー> |
---|---|
①自分が打ったストライカーがポケットに入ってしまった時 | ①既に入っている自分のパックを1個ジャックスポットに戻す |
②自分のパックが全部入っていないのにジャックをポケットに入れた時 | ②自分色のパック5個とジャックをジャックスポットに積む |
③玉が盤外に飛び出した場合 | ③玉が盤外に出たときの処理 |
1.ストライカーが飛びだした時 | 1.自分色のパックを1個ジャックスポットに戻す |
2.自分のパックが飛び出した時 | 2.盤外に出たパックをジャックスポットに戻す(罰則は無し) |
3.相手のパックが飛び出し時 | 3.盤外に出たパックをジャックスポットに戻す(罰則は無し) |
4.ジャックが飛び出した時 | 4.自分色のパック5個とジャックをジャックスポットに積む |
④上記の時に、自分色のパックもポケットに入ったり、盤外に飛び出した時 | ④上記ペナルティー+自分色のパックを1個ジャックスポットに戻す |
⑤自分が打って相手のパックをポケットに入れてしまった時 | ⑤相手へのサービスとなる(罰則はない) |
勝敗決定
自分のパックを全部ポケットに入れた後で、ジャックをポケットに早く入れた方が勝ちとなります。
公式大会などですと、もう少し細かいルールがあるようですが、
家庭で特に親子で楽しむ場合にはシンプルなルールのほうが楽しめると思いますので、
上記の流れでよいと思います。
「カロム」ってどこで買えるの?
最後に、「カロム」の盤面セットの入手方法に関してです。
木製の正規のカロム盤面の入手方法は下記の3通りです。
① 日本カロム協会公式ページから購入
日本カロム協会のホームページから盤面の購入申し込みができるようです。
ただし、HPの更新が2020年5月からされていないので、確認が必要です。
② ふるさと納税の返礼品として獲得
なんと、彦根市の特産品としてふるさと納税の返礼品となっているようです。
節税をしつつ、娯楽を得るという意味では面白いですね。
\ふるさと納税はこちらから/
③ ネットで購入する
彦根市で作られた品ではないものの、いくつか流通している商品があるようです。
品切れになっていることも多いので、在庫はご確認ください。
「カロム」の小型版「スーパーカロム」に関して
カロムで使われるボード(カロム盤)を小型化し、
ゲームの短時間化や「当てて落とす」という楽しみをより強調したタイプの、
「スーパーカロム」という商品も流通しています。
木製の重厚感ある盤面ではないですが、「カロム」のルールを楽しむという意味では、
「スーパーカロム」もアリだと思います。
まとめ
我が家でほぼ毎日やっているボードゲーム「カロム」。
ご存知でしたでしょうか。
ビリヤードのようなゲーム性と、子供でも大人と争える敷居の低さがとても魅力のゲームです。
家族や友人との時間を楽しむために、体験してみてはいかがでしょうか。
シンプルなのに、熱くなる、盛り上がること間違いなしです。
是非、一度遊んでみてください。
終わります。