3児のパパが、おすすめの絵本(0歳~1歳向け)紹介します
もんきちです!
皆さんは幼い頃、親に読み聞かせをしてもらっていましたか?
僕は小学生になるくらいまでは毎晩寝る前に、母親が一日1冊本を読んでくれていました。
絵を楽しむ本、言葉遊びを楽しむ本、日本昔話やイソップ童話のような名作。たくさん読んでもらいました。
自分自身は読書が特段好きだったわけではないですが、
親とのコミュニケーションや感受性を育んでもらうという意味では、
非常に効果のあることだと感じていて、
実際子供が産まれてからは0歳児の時から妻と本の読み聞かせを実践しています。
仕事で本を読む機会も多く、絵本も個人的に相当な冊数読んできました。
その中でも、実際に自分の子供に読み聞かせをし、
特に反応がよかった0歳から1歳児向けの絵本6冊を厳選してご紹介してきます。
① 子供が産まれたけれど、0歳~1歳児にどんな本が良いのだろう?という方
② 家族や友人の出産祝いに絵本をプレゼントしたいという方
赤ちゃんにおすすめの絵本6作品をご紹介
では、6作品を順番にご紹介していきます。
① じゃあじゃあ びりびり
商品名:じゃあじゃあびりびり
作:まついのりこ
出版社:偕成社
赤ちゃん向け絵本として「定番」の絵本です。
見開きで、右ページ一面に絵が、左ページではその絵の音が文字で表現されていきます。
絵は原色を多く使っていて赤ちゃんでも認識しやすくを意識しているのかなと思います。
動物、自然、楽器、乗り物の様々な音が、絵本の中で展開されていきます。
絵と音に合わせて抑揚をつけて読んであげるのがポイント!
生後2~3か月くらいの赤ちゃんでも手足で反応してくれます。
この本をきっかけに、犬を「わんわん」と認識する子供って多いんじゃないかと勝手に思うくらい。
カバーなしで、サイズもコンパクト、紙も厚紙を使用していて、丈夫なのも高評価です!
また、表紙をめくると子供の名前が書けるようになっているのもかわいいと思っています。
兄弟が増えてしまった場合どうするかだけは考えなくてはですけれど(^-^;
どの本がよいかな?と迷ったときには間違いなくファーストチョイスにできる1冊だと思います(*^-^*)
② おつきさまこんばんは
商品名:おつきさまこんばんは
作:林 明子
出版社:福音館書店
大人気の絵本作家、林明子さんの赤ちゃん向け絵本です。『こんとあき』という作品が有名ですよね。
林明子さんの絵は、本当に温かみがあって、僕も大好きです。
この絵本はとある家の外観が舞台。夜になり、空が暗くなり…
温かみのあるタッチで描かれた月が屋根の上に顔を現します。
暗い夜に現れたとても明るい月。月はとてもりりしい顔をしています。
色のコントラストが本当にきれい。赤ちゃんにとってもとても不思議な光景に映るのだと思います。
姿を現した月の前に、雲が通り過ぎ・・・月は見えなくなってしまいます。
お月様の悲しい顔の描写がリアル。
雲で見えなくなったお月様は・・・
この後は是非一度読んでみてください。
ページ数も少なく読むのはあっという間ですが、夜の空に起こる風景が絵本の中で物語となって展開される。
お月様の素敵な表情の変化。小さな赤ちゃんの感性にも届くのだと思います。
うちの子供たちも夜歩いているとお月様の存在を気にするようになりました。
今でも1歳の息子のヘビーローテーションの1冊となっています(*^-^*)
③ これはまる
商品名:これはまる
文:中川ひろたか 絵:tupera tupera
出版社:ポプラ社
人気絵本ライター、中川ひろたかさんと、これまた人気の絵本作家ユニット tupera tuperaさんのコラボ絵本です。
中川ひろたかさんは日本初の男性保育士の資格取得者としても有名です。
tupera tuperaさんも『かおノート』『くだものさん』『やさいさん』などの絵本が大人気。
うちの娘もずっと大好きな作家さんです。
見開きページを開くと右ページ一面に大きなグレープフルーツが。
そのグレープフルーツの周りに一定間隔でイチゴを置いていくと…
かわいい顔をしたおひさまに大変身!
このように、何気ない日常のまるが別の姿に変わっていく絵本です。
とても単純な内容ではあると思いますが、これが面白い。子供の年齢によって反応が違います。
絵の変化を楽しむ時期の赤ちゃんはもちろん、物心がついて、
創造力・想像力がついてきた3~4歳くらいの子供まで、兄弟、家族みんなで楽しめる1冊だと思います。
④ なあに なあに
商品名:なあになあに 新装版
作:あらかわしずえ
出版社:学研
学研が刊行しているはじめてのあかちゃんあそびえほんシリーズの1タイトルです。
シリーズはいずれも読みましたが、この作品が一番子供たちの反応が良かったです。
自宅にあるのは2005年に刊行された版ですが、2016年に新装版が出ているようです。
ページをゆっくりめくってみると・・・
色々な穴が開いているページを開いてみると美味しそうな果物の姿に!
様々なものが、ページをめくるたびに果物に変化していきます。
先ほどの『これは まる』と似たイメージの作品ですが、赤ちゃんや1歳くらいの子供にとっては、この展開が定番なのでしょうね。
ゆっくりページをめくったら…果物だった!なんて工夫をして読んであげると、ゲラゲラ笑ってくれます(*^-^*)
荒川静江さんのイラストも温かみがあってかわいいです。
⑤ だるまさんが
商品名:だるまさんが
作:かがくいひろし
出版社:ブロンズ新社
かがくいひろしさんの作品『だるまさん』シリーズの第1作目です。
かがくいさんは大学卒業後、身内に障害のある方がいたということもあり、
障害児教育に興味を持ち、ハンディキャップのある子供たちのサポートに従事されてきたそうです。
その生徒たちのために手作りしていた絵本をコンテストへ出展したら、入賞、そこから絵本作家の道が始まりました。
ページをめくれば、体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して・・・
転んでしまいます。まただるまさんは体をゆらゆら揺らしだして・・・
今度はどうなる?ページをめくると・・・
つぶれてしまいます。
こどもと『だるまさんが~』と体を揺らして、
『どてっ』『ぷしゅーっ』とだるまさんの真似をして。
初めから終わりまでみんなで笑いが止まりません。
時にはだるまさんは予想外の動きもして…笑
この本は子供を楽しませたい、笑わせたいとずっと考え続けた
かがくいさんの気持ちがとてもこもっていると思います。
シリーズの『だるまさんの』『だるまさんと』と合わせておすすめの1冊です(*^-^*)
⑥ いない いない ばあ
商品名:いないいないばあ
文:松谷みよ子 絵:瀬川康男
出版社:童心社
最後は定番中の定番ですが、この作品を紹介します。
2020年11月にこの作品は日本で初めて700万部を突破しました。
50年以上多くの家庭で愛されたきたこの作品をお勧めしないわけにはいきません!
『いない いない ばあ』
赤ちゃんを相手にほとんどの方が使ったことのあるこの言葉。
なぜかはわからないけれど、赤ちゃんを笑わせるときのパワーワードですよね。
ねこさんも、くまさんも、ねずみさんも、きつねさんも、そしてかわいい女の子もみんな・・・
『いない いない ばあ』
『ばあ』ってもしかすると赤ちゃんによっては
『パパ』や『ママ』よりも初めに発する言葉かもしれません。
0歳児の赤ちゃんとのコミュニケーションを取るための手段としても、この作品は絶対におすすめ!
初めての読み聞かせ絵本として読んでみてください(*^-^*)
松谷みよ子さん/文、瀬川康男さん/絵シリーズには、
『もうねんね・・・』や『いいおかお・・・』もあります。こちらもおすすめですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。小さい頃読んでもらっていた。すでに持っている!なんて商品もあったかと思いますが、
参考になれば嬉しいです(*^-^*)
読み聞かせは子供の感受性を育てる、教育上よいなど言われますが、一番良いと思うのは読み聞かせをすることで、
親と子供のコミュニケーションが活発になるということだと思います。
この機会に皆さんもレッツ読み聞かせを!
終わります。