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全盛期の『少年マガジン』連載作品 おすすめ漫画 9選

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発行部数でジャンプを超えた日!全盛期の少年マガジン おすすめ漫画紹介します!

もんきち

もんきちです!

誰もが知っている国民的マンガ雑誌『少年ジャンプ』。

最盛期には発行部数が653万部ととんでもない部数を叩き出した人気雑誌ですが、

そんな『少年ジャンプ』の発行部数を『少年マガジン』が超えた時期があったのをご存じですか?

どんな時期?

●1997年48号発行時にそれは起きました

●『少年ジャンプ』では看板作品だった、『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』が立て続けに連載終了、ちょうど作品の入れ替え時期だった

●一方で『少年マガジン』には実写ドラマ化、アニメ化するなどの作品が多数連載

こんな時期でした。

ちなみに、『少年ジャンプ』ではちょうどこの年に『ONEPIECE』が連載開始、

翌年に『HUNTER×HUNTER』が連載開始。

この2作品はほぼ同じ時期に連載が始まっているのですね。

当時のジャンプに関しては、別記事でご紹介しておりますので、

是非、そちらもご参照ください。

『ONEPIECE』は現在98巻、『HUNTER×HUNTER』は現在36巻、ってあれ?(笑)

1997年は僕はちょうど高校2年生、最盛期時代の『少年マガジン』連載作品の中で、

特に夢中になって読んでいた9作品をご紹介します。

いずれも読みごたえ抜群!当時読んでいた方にも、

漫画好きの方にも自信をもっておススメできる漫画ばかりです。

こんな方におススメです

① 昔を懐かしく思い出したい方

② 漫画が好きで、読んだことない名作を探されている方

最盛期の『少年マガジン』連載漫画 おすすめ9選

では、1作品ずつご紹介していきます。

①『金田一少年の事件簿』

僕が当時、マガジンを毎週購入するきっかけになった作品です。

あらすじ

勉強、スポーツともに落ちこぼれの主人公 金田一一(はじめ)。

一見パッとしない高校生だった彼は、実は名探偵金田一耕助を祖父に持ち、IQ180の天才だった。

そんな金田一は幼馴染の美雪のお願いもあって、

孤島のホテルで行われる演劇部の合宿に急遽参加することになるのだが…

幼馴染の依頼がきっかけで参加した合宿で次々と起こる事件。

金田一の能力が覚醒し、事件を痛快に解決していきます。タイトルでわかる通り推理マンガ作品です。

この手のマンガあるあるですが、

何で毎回毎回、巻き込まれるんや?

というツッコミはおいておきましょう(笑)金田一君も、コナン君も大変なのです

連載当時は毎週毎週、問題解決のヒントがストーリーにちりばめられ、

友達と犯人探しや、そのトリックを「あーでもないこーでもないと」みんなで考えることが日課になっていました。

その後、単行本で一から読み返すのもまた楽しみの一つになっていました。

ストーリーはきちんと作家さんが手掛けられていて、

作画と担当が分担されていており、

いわゆるちゃっちいトリックや人間関係になっていなかったのも人気の要因だと思います。

雑誌内での推理企画もあり、読者みんなで推理する。という環境が出来上がっていた気がします。

TVドラマ化もされ、大人気でした。

その後、アニメ化もされるなど、メディア化もかなりされた作品です。

また、推理作品ということもあり、派生した小説版も数多く出ました。

活字嫌いでほぼマンガ派!だった僕もこれをきっかけに、活字の本も読むようになりました。

そういった意味でも、お世話になった作品です。

②『サイコメトラーEIJI』

これまた、推理系まんがです。同じくドラマ化され、

贅沢なキャスティングだったこともあり、当時話題になりました。

あらすじ

何かに触れるとその人物、物に残った過去の記憶の断片を読み取る

サイコメトリー能力を持った少年・明日真映児が、

偶然女性刑事志摩亮子とぶつかるところから始まる。

志摩はとある捜査の担当として犯人探しをしている最中だったが、

映児と道でぶつかった際に彼が捜査の機密情報をつぶやいたことで、彼の能力に気づく。

志摩は映児にその能力を使って、捜査への協力を求める。

二人の闘いが始まる。

同じ時期にまた推理漫画か・・・と連載開始時は思ったのですが、これがまた面白い。

金田一少年が王道な推理小説だとしたら、

こちらはたまたま特殊な能力を持った不良少年が、

いびつな現代社会の事件に巻き込まれていくという、

当時の社会への警鐘を含めた物語だったように感じます。

不良同士のもめごとが事件の発端になっていたり、

当時ちょとずつ認知され始めていた「ストーカー」だったり。

サイコメトリー自体はファンタジー感はありますが、心理学や現代社会学に興味を持つきっかけになった作品です。

個人的には、『少年マガジン』っぽい作品は金田一少年よりもこちらかなと思っています。

③『GTO』

これまた、TVドラマ化された人気作品です。

『少年ジャンプ』にはない『少年マガジン』特有の手法ですが、

一旦連載を終了して、その続編が別タイトルで間髪置かずに連載開始ということが当時時々ありました

ジャンプはどちらかというと、タイトルは変えずにそのまま連載を長くというケースがほぼ全部ですね。

前身は『湘南純愛組』という作品で、『GTO』は前作の主人公だった鬼塚英吉のその後の話になります。

『湘南純愛組』が当時連載終わって、

残念と思っていた矢先にこの『GTO』が始まり、

続編と知らずに、「あ、先生新しい作品すぐに始めるんだ」と思って読んだら、

がっつり続編で笑ったのを覚えています。

ちなみに、GTOは『グレート ティーチャー 鬼塚』の略です。

連載はじまるときわかりませんでした(笑)

あらすじ

●かつて最強として湘南を制覇した鬼塚英吉が、

「若い教え子と結婚したい!」というとてもアレな動機で教師を目指す

●ひょんなことから、とある学園の理事長に目を付けられ、

中等部の教師として採用される

●その学園は様々な深い問題を抱えているが…

勉強していない、大学は5流大学に特殊な手段(替え玉)で合格と、

破天荒な主人公鬼塚は、学園が抱える様々な問題を持ち前の気合と根性でどんどん解決、

心に暗い影を持っていた生徒たちも徐々に心を鬼塚に開いていく。

そんなストーリが、とても痛快で食い入るように読んでいました。

この作品も当時の社会問題、教育問題をうまく取り上げ、それをぶっ壊していく

現代社会への問題提起がされていた作品だと思います。

実際に現実世界で教師が鬼塚のやり方を実施すると、

大問題になるとは思いますが、「矛盾は認めない」、「臭いものにふたをしない」という姿勢は、

教育面においては重要だなと感じることができると思います。

個人的には子供を持った今、ゆっくり読み返してみたいなあと思っている作品でもあります(*^-^*)

④『スーパードクターK』

マガジンの中では結構長い連載がされた(10年くらいのはず)作品なのですが、知らない人も多いのでは?

神業メス、天才的な頭脳、驚異的無敵の肉体を持つ、

フリーランススーパードクターKAZUYAが社会的弱者等の助けを求める声には命を懸けて応えていく話です。

説明が難しいのですが、端的に言うと、こんな作品です。

『北斗の拳』のケンシロウの戦闘能力を持ち、
ブラックジャック先生のような「神の手」を持つ医師が活躍するアクション、医療マンガです!(笑)

なんだそれ?と思うかもですが、ぜひ一度立ち読みでもよいので読んでみてください。

僕のこの表現がしっくりくることが分かります!(笑)

ドクターKの見た目、マントをしたケンシロウですよ。

無茶苦茶強いし、一方で患者への愛情あふれる優しさととんでもない医療技術。

こんなスーパーマンいるんですか?という感じです。

私、失敗しないので

で有名な某女性フリーランス医師も真っ青です。

ちなみに、きちんとした医師の監修が入っていることもあり、

手術シーンなどはかなりリアル。このシーンだけでも読む価値あると思います。

今までおすすめした作品もそうですが、

この作品もその時の社会問題などをうまく取り上げて、感情移入をしやすくしている印象です。

社会問題をうまく取り上げる。これは『少年マガジン』共通のテーマなのかもしれません。

絵は硬派なので、苦手な人もいるかもですが、ストーリーは本当にお勧めです(*^-^*)

⑤『将太の寿司』

これまた、TVドラマにもなった人気作品ですね。

作家の寺沢先生は『ミスター味っ子』でも有名な先生ですね。僕もアニメ含めてよく見ていました。

あらすじ

●主人公将太の実家は寿司屋を営んでいた

●巨大チェーン店の嫌がらせにより店は苦しい経営が続いていた

●起死回生のため父は寿司コンテストに出場を決意するもまたも嫌がらせにあい、重傷を負ってしまう

●父の代わりにコンテストに出場した将太はとある名店の親方に目を付けられ、

一人前の寿司職人になるため、東京へ修行へ向かう

ストーリーとしては『ミスター味っ子』の時と同様、割と王道。

意地悪なライバル店がいたり、修行時に永遠のライバルになりうる人物と出会ったり。

『ミスター味っ子』は一般向け料理がテーマだったのに対して、

こちらは『寿司』テーマとしては難しいと思いますが、これが面白い。

工夫の凝らした寿司や、寿司のうんちくなど学べます

また、家族との絆や、人間同士のつながり、食の分野で働くことの厳しさなどリアルで面白い。

グルメ系マンガって、ドラマなど実写のほうが個人的には面白いと思っているのですが、

この作品はストーリーも面白いので、ぜひ一度読んでみてください(*^-^*)

ちなみに、グルメ系ドラマで一番好きなのは『孤独のグルメ』です(笑)

⑥『BOYS BE・・・』

突然ですが、みなさん「BOYS BE」してますか??

なんのことやら?と思った方。懐かしいと思った方。いらっしゃると思います。

当時ベタな恋愛=『BOYS BEしてる』なんて僕らは言ってました。(僕の周りだけ?)

この作品は当時のマガジンにおいても他と一線を画す作品、いわゆる青春ラブストーリーです。

絵のタッチも明らかに他作品と違う。別の雑誌を読んでいる?という錯覚に陥ります。

基本毎週1話完結型で、ぱっとしない男子中学生(高校生)と

とんでもなくかわいい女子中学生(高校生)のピュアな恋愛ストーリです。

学生生活の様々なシチュエーションで毎週起きる恋愛模様。

読み進めるだけであまりにもピュアすぎてキュンキュンというか、

ちょっとどこかがかゆくなるような。毎週「壁ドンッ!」みたいな感じです。(意味不明)

てか、主人公うらやましすぎる!!

でも、読んでしまう(ちょっとそういうのにあこがれる)し、夢を見てしまう自分が毎週いました。

同世代の方、きっと共感くださるはず!・・・です。

その後割と少年誌に増えた、ラブコメとも違う、ピュアなラブストーリー、

ぜひ一度読んで顔を赤らめてみてください(*^-^*)

⑦『シュート』

1990年から13年ほど4部作にて連載されたサッカーマンガです。

あらすじ

●主人公 田仲俊彦は、前年新設されたばかりながらも

県ベスト8に入った掛川高校サッカー部の久保に憧れ、同校サッカー部に入部

●しかし、久保は病気のため離脱中、新入生と上級生に軋轢が

●紅白戦で上級生は新入生の実力を認め、チームは団結

●久保も病気から復帰し、大会に臨むが…

こんな感じで物語が始まります。

ここで、衝撃が!

久保は、大会準決勝終盤1点劣勢の場面からなんと『11人抜き!』

同点ゴールを挙げた後にその場で倒れて交代します。

11人抜きですよ!あのマラドーナよりも大空翼君よりも、ファンディアス君よりもすごいんですよ!

その後、田仲の決勝ゴールにて何とか掛川高校は勝利します。

その後、さらに衝撃!(以下、ネタばれ含みます

久保はそのまま帰らぬ人に。病気は白血病だったことが判明。

少年誌のスポーツマンガでのこういった展開は当時本当に衝撃でした。

三杉君は心臓病から復帰したのに、久保君は・・・(あと思いつく作品だと『タッチ』くらいでしょうか・・・)

この悲しみを田仲は、チームはどう乗り越えていくのか。

そんな青春サッカーマンガです。

繊細なストーリーと、とても描写がリアルなサッカーシーン。

どちらも読みごたえがあります。

突然、大切な仲間に起きた悲しみを高校生がどう乗り越えていくのか、

自分の立場だったら?と感情移入しながら読んだ記憶があります。

⑧『特攻の拓』

バリバリ硬派なヤンキー漫画です。

あらすじ

●主人公 浅川拓は中学時代からいじめられっ子、高校に入学しても、状況は変わらず

●そんな日常に一人の転校生がやってきたのだが、その転校生は横浜で有名チーム『外道』の総長である秀人だった

●「強いとはなんだろう」「強くなりたい」そう思った拓はみんなが距離を置く中、秀人に近づいて行って・・・

●そんな中、秀人に因縁をつけた敵対チームのリーダーたちが学校に乗り込んでくる

●秀人は一人で戦うが、窮地に陥り、拓が助けて、事なきを得る

●事態を重く見た学校は秀人と拓を転校処分、二人は別々に

●拓は新しい学校に転入をするのだが、その学校は…泣く子も黙る不良の巣窟だった

いじめられっ子だった拓が、とある一つの出会いで自分を変える旅に出ます

しかし、その旅はあまりにも山あり谷あり。行くところ行くところで毎回トラブルに巻き込まれます。

周り全てがヤンキーという環境の中で、拓はどうやって毎日を過ごしていくのでしょうか?

僕が高校くらいの頃はヤンキー漫画が結構多かったのですが、

その中でもこの作品はのめり込んで読んでいました。

バトルなどのリアルシーンと、完全一般人の拓がそんな不良たちと過ごす、

そんな非日常の描写が面白かったのだと思います。

今ではほとんど見かけませんが、当時は高校生でも同じ電車にサングラスにパンチとか、

短ランボンタンみたいな人も見かけることがあったので、それも時代なのかなと思います。

中学時代のちょっと悪い友達たちにも人気のマンガでしたので、

描写なども結構リアルだったのだと思います。

ところで、なぜヤンキー漫画の舞台って神奈川が多いのでしょうか?(笑)

※ちなみにバスケ漫画もほとんど舞台神奈川ですね。

これは明確な理由があるのですが、ヤンキー漫画はなぜ神奈川?そんなイメージなんですかね(^-^;

その後、なんとヤングマガジンで人気キャラクター天羽くんを主人公としたサイドストーリーで

連載復活!ファンには待望の続編となりました。

当時はかなり興奮しました!

⑨『はじめの一歩』

超王道のボクシング漫画です。この作品だけ現在も連載中です。

著者の森川先生は実際のボクシングジムも運営されていて、

世界挑戦したボクサーもいました。井上尚弥選手のイラストも先日書いて話題になっていましたね。

マンガだけでなく、実際のボクシング界にも多大な貢献をされている方です。

あらすじ

●主人公一歩は、幼い頃に父親を亡くし、釣り船屋を母親一人で切り盛りしている家庭に育つ

●片親ということもあり常にいじめられっ子、とある日も河原で不良グループのいじめを受けていた

●そこにボクサー鷹村が通りかかり、一歩を助ける

●一歩は『強いって何ですか?』と鷹村に問いかけるとジムに誘われる

●ジムでパンチの打ち方を教わり、サンドバックに打ち込んでみると、一歩はとんでもないパンチ力の持ち主だったということが判明

●鷹村とジムの鴨川会長は一歩を一人前に育てようと決意する

先ほどの拓と同様、いじめられっ子の主人公がとある出会いがきっかけ。

『強さ』に興味を持ち、ボクサーを志すという物語です。

ストーリーは時々ギャグあり、下ネタありと笑える展開も多いですが、

ボクシングの部分に関しては、トレーニングから試合まで相当本格的、描写も実際の試合を見ているようです。

主人公一歩のパンチ力と、鷹村の異次元の強さだけはマンガっぽいところはありますが、

本当にこれぞ『リアルボクシング』です。実際のボクサーにも大人気のマンガだそうです。

登場キャラも実際のボクサーがモデルになっているケースが多く、ボクシングが好きな方にはたまらない。

課題は、どうしても試合の描写が長くなってしまうため、ストーリーがなかなか進まないことですかね。

進まな過ぎて、森川先生も仰っていましたが、

漫画の世界だと思っていたことが、今現実世界で実現されているケースも出てきました。

現実のボクシング界トピックス

●ミドル級で竹原選手が世界チャンピオンに

●村田選手がオリンピック金、ミドル級で世界チャンピオンに

●井上尚弥選手がラスベガスデビュー、WBSで優勝、PFP上位に

最近ですと、井上選手や村田選手をきっかけにボクシングを知り、観るようになった人も多いと思います。

ボクシングに興味のある方には間違いなくお勧めの作品ですので、ぜひ一度読んでみて下さい(*^-^*)

巻数が多いかつまだ連載中なので、ご注意を!

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別記事にて、サービスに関して詳しく紹介しておりますので、

「まとめ買いしたい!」という方は是非そちらもご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕も書きながら、高校時代を思い出して懐かしくなるとともに、

またそれぞれ一から読み返してみたくなりました。

同世代の方に共感いただけたら、嬉しいですし、

読んでみたいなと思っていただける機会があれば、嬉しいです(*^-^*)

終わります。

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